小さなお店の開業
小さなお店の開業について
久しぶりに新規開業の相談をうけていまして(多分、2~3年ぶり)自分なりに、少し頭の中を整理したいと思い書きだしておきます。
今まで、100人以上の個人店の開業に立ち会ってきましたがその後も、かたわらで見ていて気がついたことですが、小さなお店のオーナーにとって大切なのは
1番目に商品や提供するサービスにたいしての強いこだわり
2番目に、ユーザー様のことを考える。
3番目に、長く続けることだとおもいます。
この3点を念頭においているオーナーさんは
たいてい、うまくお店を続けておられます。
普通、マーケティングの本などでは、2番目の「ユーザー様のことを考える」というのが一番になっていますが、個人の小さなお店ではオーナーが何から何まで、ひとりで全ての業務を、こなさないといけない場合が多いので、そこまで手が回らないのが現状だとおもいます。
好きこそもののなんとかではないですが、やはり、商品や提供するサービスに強い思い入れがあると、疲れていても、家に帰っても、考えたり、工夫したりできるからです。
小さなお店では、そんなオーナーの姿勢がお客さんに伝わりやすいのです。小さなお店では、お客さんからの要望もダイレクトに入ってくるので、いやがおうでも、考えることができます。(2番目)
3番目の長く続けることですが、これは、お店の計画をする時から、よく考えておかないといけません。お金のこと、お店の場所、家賃、仕入先、アルバイトのこと・・・などなど。はじめに無理な資金繰りや背伸びしすぎたお店の内装計画などを進めてしまうと長続きしにくくなります。
長く続けていれば、いろいろなことが見えてくるので、無駄が減って、だんだん利益を出しやすい体質にかわってきます。
僕がお手伝いできるのは、この中で、3番目の、お店の場所、広さ、サービスの動線、スタッフの動線、お店作るための予算を検討すること。
商品、サービスをお客さんの目線から見て設計する(2番目)ぐらいのことです。
やっぱり、一番大切なのは、商品(サービス)だとおもいます。商品(サービス)のこだわりがあると、そのことが、宣伝になってお客さんに伝わって、広がっていく。そして、長く続けていれば、その広がっていくのを待つことができるので、さらに、定着していくことができます。
お店をやっていると、ぜったいに、しんどい時期というのがあります。その時期を、いかにうまく、乗り越えていくかが、大切です。
これが、僕が考える小さなお店の基本です。
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