居抜店舗のメリット・デメリット

最近、居抜店舗を利用して新規出店される方が多くなっています。
居ぬきの店舗は内装工事の費用を抑えるには、最も合理的な方法です。
しかし、その店での同じような業態が閉店しているということも踏まえてよく検討してください。
改装費用の面から見ると、表面的な仕上げ工事と看板サインだけでいけるようでしたら、とても安い費用で改装が出来ます。
壁の位置を変えたり、天井の高さを変えたりと（造作工事）がある場合は、もう少し費用がかかります。場合によっては解体工事なども必要になります。
また、水道やガスなど設備的なものまで、大きく変更するようでしたら、かなりの費用がかかってしまうので、居抜店舗のメリットがあまりなくなってしまいます。
また、もともとついているエアコンや厨房機器などの設備機器の場合は車の中古車と同じで年数によっては故障などメンテナンスにかかる確率が高くなります。（10年前後から修理が多くなります）
居抜店舗をベースに出店を検討されているのでしたら、あまりレイアウトを変えずに、イメージだけを一新するようなプランがお勧めです。
工事期間も短くてすみますので、合理的です。
できれば居抜店舗は、契約されるまえに、オーナー様自身で判断されずに、私たちのような店舗屋にチェックしてもらうようにしてください。

下の写真はうどん屋さんの居抜店舗をラーメン屋さんに改装した参考例です。

■外見　改装後

■外見　改装前

■店内　改装後

■店内　改装前